こんにちは!BEAUTICIMO編集部です!
最近、肌のハリツヤがなくなった、髪の毛にボリュームが出ない、乾燥する、爪の縦じわが目立つ…といった悩みを感じたことはありませんか?
その原因は、もしかするとタンパク質不足にあるかもしれません!
タンパク質は肌や髪の毛、爪を構成しており、タンパク質が不足すると、肌のハリやツヤが失われたり、髪の毛のダメージ・薄毛が目立ったり、爪が弱くなったりします。
しかし、毎日お肉や魚を調理し、タンパク質を摂取することは、簡単ではないですよね…。
そこで、紹介するのが下味冷凍という作り置き方法です。
下味冷凍で、忙しい方や料理が苦手な方も、タンパク質をしっかり摂りましょう!
下味冷凍とは?
「下味冷凍」とは、生の肉や魚、野菜などに調味料を合わせ、ジップロックなどの袋に入れて保存しておくことを言います。
食べたい時に、解凍して、焼いたり、煮込んだりするだけで、あっという間に完成します。
作り置き方法の一種として、レシピサイトやインスタグラムで、最近人気を高めています。
下味冷凍のメリット
下味冷凍にはたくさんのメリットがあります。
ここでは、下味冷凍のメリットを4つ紹介します。
調理時間の短縮!
まとめて下味冷凍をしておくことで、食べたい時に焼くだけ、もしくは煮るだけで、あっという間に料理を完成させることができます。
下味をつけてから冷凍することで、肉や魚に味がよく染み込み、加熱前に時間を置く必要もないので、調理時間の短縮が可能です。
タンパク質のダメージを防ぐ
食品中の細胞の水分量が多いと、冷凍するときに氷の結晶が多くなり、細胞が受けるダメージは大きくなります。
下味をつけて保存することで、食材中の水分が減り、細胞のダメージが抑えられるので、栄養を保ちやすくなります。
材料が余らない!一人暮らしでも!節約にも!
下味冷凍によって、お肉やお魚は2週間から3週間ほど保存できます。
そのため、特売日に買いすぎた場合や、一人暮らしで材料が1度に使いきれない場合でも、食材を無駄なく利用でき、節約につながります。
減塩で健康に
下味をつけることで、細胞のダメージは防げます。
しかし、冷凍によって細胞は多少壊れるので、中まで味が入り込み、調味料が少なくて済みます。
意外と簡単!下味冷凍マスターに!
「冷凍」と聞くと、栄養や衛生面に不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、食材のダメージを防ぎ、美味しく、安全に、下味冷凍をし、食材を保存するための、コツを紹介します。
下味冷凍、安全に美味しく食べるには?
下味冷凍のコツ!
買ってきたお肉やお魚は早めに冷凍!
肉の美味しさをキープし、安全に冷凍するためには、新鮮なお肉を選び、買ってきたその日のうちに冷凍しましょう。
消費期限が近いから、急いで冷凍!という事態はなるべく避けましょう。
フリーザーバッグを使おう!
ジップロックには、冷蔵用のストックバッグなど数種類ありますが、冷凍には冷凍用のフリーザーバッグを使うようにしましょう。
一般的に、フリーザーバッグはストックバッグよりも、分厚くなっており、冷凍庫内での乾燥や酸化を防ぎます。
そのため、変色や食感の劣化といった「冷凍焼け」を防ぐことができます。
1度使用したジップロックは、綺麗に見えても、雑菌がある可能性もあるので、毎回使い捨てにしましょう。
急速冷凍する
食材の栄養や鮮度を保って冷凍するには、できるだけ急速冷凍することが大切です。
冷凍庫を急速冷凍モードにするほか、金属トレイに乗せたり、保冷剤を上に乗せたりすることで、早く食材を冷凍できます。
冷凍庫に急速冷凍機能がない場合も、金属トレイや保冷剤を使って、なるべく早く冷凍しましょう。
また、食材は出来るだけ薄く平らにしてフリーザーバッグに入れるようにしましょう。
冷凍保存期間は長くても1ヶ月
家庭の冷凍庫での食材の保存期間は、長くても1ヶ月程度。
ひき肉の場合は、2週間程度が目安です。
冷凍しても、全く痛まないわけではないので、2〜3週間を目安にできるだけ早く使い切りましょう。
保存期間がわかるように、ジップロックには下味冷凍した日付や賞味期限を書き込むのがオススメ!
解凍は冷蔵庫や氷水で!
肉や魚を常温で解凍すると、雑菌が繁殖しやすいです。
そのため、解凍は冷蔵解凍か流水解凍、または加熱解凍で行いましょう。
流水解凍すると、半解凍状態にしやすく、肉の美味しさをキープできます。
ジップロックのまま解凍し、食材に水がつかないようにしましょう。
冷蔵解凍の場合は、調理の前日に食材を冷蔵庫に移しておきましょう。
加熱解凍の場合、食材を凍ったままか、半解凍の状態で鍋やフライパンに入れ、一気に加熱します。
食材を凍ったまま加熱解凍すると、肉質が固めに仕上がります。
解凍して焼くだけ!下味冷凍レシピ4選
下味冷凍レシピ①:豚肉の生姜焼き
食卓の定番!豚肉の生姜焼きです。
今までに紹介した下味冷凍のコツを復習しながら、作り方を紹介します。
<材料>
豚ロース肉生姜焼き用 200g
ミツカン 煮物カンタン みりんタイプ 大さじ3
醤油 大さじ1
生姜チューブ 大さじ1
*ミツカン 煮物カンタン みりんタイプ 大さじ3は、酒・みりん・砂糖各大さじ1でも可。
<作り方>
1. 調味料を全て容器に入れ、混ぜ合わせる。
2.フリーザーバッグに豚ロース生姜焼き用を一回に食べる量ずつ、小分けにして入れる。この時、肉がなるべく重ならないようにする。
3.2のフリーザーバッグに1の調味料を適量ずつ入れる。
4.なるべく空気が入らないように、フリーザードバッグを閉める。
写真のような状態にすれば、あとは冷凍庫で冷凍するだけ!
下味冷凍した日付や賞味期限・中の食品の名前を書いて、冷凍庫に入れましょう。
食べたい時には、解凍後、フライパンに油を敷き、さっと両面を焼いて出来上がり。
下味冷凍レシピ②:豚ロースの味噌マヨ焼き
浸け置きする必要のある味噌焼きも、下味冷凍で調理時間を短縮!
小さい子供から年配の方まで大人気の味噌焼きを手間なく、調理できます。
お肉柔らか♡ご飯が進む!『豚ロースの味噌マヨ焼き』 甘みのある味噌マヨだれが豚ロースに絡んでご飯が進みます!焦げ付きやすい漬けダレもフライパン用ホイルシートを使用することで焦げ付き知らず♡フライパンが汚れないので片付けも楽々です♪また、下味冷凍としてもご活用頂けます♡ アプリで開くこのレシピをNadiaで見る
下味冷凍レシピ③:鶏むね肉の韓国風
鶏むね肉を韓国風に!
このレシピは、鶏むね肉を低カロリー高タンパク質のささみにも変えられます。
鶏むね肉の韓国風【下味冷凍OK】 漬けダレに漬けておけば、あとは焼くだけ♪ コチュジャンで韓国風なチキンです。 特売の時に買いすぎちゃった鶏肉も下味冷凍で「心の支え」に大変身♪ アプリで開くこのレシピをNadiaで見る
下味冷凍レシピ④:鯖の味噌煮
サバのみそ煮も、下味冷凍で、しっかり味を染み込ませることができます。
鯖は調味料と合わせる前に、キッチンペーパーで水分を拭き取ることで、臭みを防げます。
【下味冷凍】鯖の味噌煮 魚と調味料を保存袋に入れて「下味冷凍」することで、食べる時は解凍せずに煮るだけという簡単レシピ。週末に冷凍しておけば、平日楽ちん。 アプリで開くこのレシピをNadiaで見る
まとめ
本記事では、下味冷凍のコツやレシピを紹介しました。
忙しくても、少しの工夫によって、美容に大切なタンパク質は摂取できます。
タンパク質をしっかりと摂取することで、肌のハリやツヤ、髪の毛のコシ、美しい爪を手に入れましょう!