毎年春になると肌が荒れてしまう…なんてことありませんか?その肌荒れ、もしかしたら花粉のせいかもしれません。花粉症は、鼻水やくしゃみ、痒みなどを引き起こすだけでなく肌トラブルの引き金にもなります。
ということで今回は、本格的な花粉シーズンの到来に向けて、花粉が及ぼすお肌への影響と、早速できるお肌を守るための対策をご紹介していきます!
なぜ花粉で肌が荒れるの?
花粉を含む季節性アレルゲンによる刺激
春は寒暖差が大きく、特に1月〜3月の乾燥しがちな季節は肌の水分量も落ちやすい為、いつもより刺激を感じやすい時期です。そんな時期だからこそ、鼻水やくしゃみといった花粉症の症状は出ていなくても、肌は空気中に飛散しているスギ・ヒノキの花粉といった「季節性アレルゲン」に過敏になっています。
また、日本国内のPM2.5の濃度は例年、3月から5月にかけて上昇する傾向にあり、春は花粉だけでなく環境汚染や大気汚染からも肌を守るケアがとても重要になる季節です。
肌のうるおいバリア機能の低下
肌の「うるおいバリア機能」は、私たちの肌の最も外側にある表皮の「角層」部分にうるおいを蓄えた角層細胞が並び、その隙間を細胞間脂質が埋めることで保たれています。しかし、冬の寒さと乾燥により角層細胞の水分が奪われ、隙間ができることで、冬や春はいつもより「うるおいバリア機能」が低下しがちになります。
肌の「うるおいバリア機能」が低下することで、私たちの肌は乾燥や紫外線、季節性アレルゲンや大気中のホコリといった外界からの刺激に弱くなり、肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
肌トラブルを防ぐためにも、花粉やホコリからできるだけ肌を守りたいですよね。そこで外界の刺激から肌を守る対策を4つご紹介します。
花粉による肌荒れ防止対策
対策1:花粉などのアレルゲンを避ける
花粉や空気中のアレルゲンによる肌荒れは、物質が肌に直接触れることにより発生するので、まずは肌をしっかりガードしてアレルゲンをなるべく避けることが大切です。
外出する時はマスクやメガネでアレルゲンを避けるとともに、衣類や紙に付着した花粉を家の中に持ち込まないように気をつけ、空気清浄機や加湿器を使うなど室内の花粉除去対策もこまめに行いましょう。
マスクや花粉用メガネをずっと付けるのは少し窮屈だなあと感じる方には、花粉やウイルス、PM2.5までもブロックしてくれるスプレーがおすすめです!
イハダのアレルスクリーンシリーズは、スプレータイプの他にジェルタイプもあり、用途によって使い分けができます!他にも、ヒアルロン酸、セラミド、プラセンタ、アルガンオイルなどの保湿成分を配合している花粉対策スプレーもあるので、自分に合った商品を使って花粉をブロックしたいですね。
対策2:花粉をしっかり洗い流す
しっかりマスクやメガネでガードして花粉を避けていても、覆いきれない部分から花粉に触れてしまいますよね。一度付着してしまった花粉やアレルゲンは長時間放置せず、帰宅後速やかに洗い流しましょう。
花粉やアレルゲンは肌だけでなく髪にも付着し、アレルギー性鼻炎や鼻炎による不眠などの原因にもなるので、洗顔だけでなくお風呂に入って身体に付着したアレルゲンを流してから眠りにつくことも大切です。
対策3:うるおいたっぷりのスキンケアで肌を整える
冬の間に乾燥し「うるおいバリア機能」が低下している時は、しっかり保湿してくれる化粧水&乳液を使って、スキンケアを念入りに行いましょう。肌のうるおいを取り戻すことで、角層の隙間をなくし、外界からの刺激から守ってくれる肌になります。
また、肌荒れが進んでしまっている場合は、肌に刺激を与えない工夫も必要です。基礎化粧品を低刺激処方のものに変えたり、洗顔後のタオルドライや、コットンを使う時はなるべく肌を擦らないように気をつけましょう。
対策4:生活習慣を見直して、内側からのケアをする
うるおいバリア機能の低下によりデリケートになっている肌は、内側からもケアしてあげましょう。良質な睡眠を取り、皮膚の材料となるタンパク質や、代謝を助けるビタミン・ミネラルなどを意識して摂取することで、内側からもすこやかな肌を作る事ができます。
まとめ
春先の気になる肌荒れは、冬の乾燥で肌のうるおいバリア機能が低下していることが原因。花粉やPM2.5など、季節性のアレルゲンの影響で、かゆみや湿疹を引き起こすこともあります。アレルゲンを避け、しっかり洗顔&保湿することで肌のうるおいバリア機能を取り戻していきましょう!