カラダ全体に細かく、複雑に張り巡らされているリンパ腺は、運動不足や長時間同じ姿勢でいること、冷えなどが原因で、余分な毒素・老廃物が溜まりやすく、むくみやたるみにつながってしまうことも。
美肌やスリミング作用、保湿やリラクゼーションなど、リンパ腺マッサージにはたくさんのメリット・効果があるのですが、「セルフでのリンパ腺マッサージは難しいのでは?」「そもそもリンパ腺マッサージのやり方がわからない」と悩む女性は意外に多いよう。
ここでは、セルフでも手軽にできるリンパ腺マッサージの方法を押さえながら、軽やかな体質と美肌を目指すきっかけに役立てててくださいね♡
知ってた?リンパ腺マッサージの驚くべきメリット・効果とは!?
自宅にいながら、スキマ時間を有効活用して実践することができるリンパ腺マッサージ。
美と体調管理、ココロの健康にまで、トータル的なメリットが期待できるリンパ腺マッサージの効果について、気になる詳細をさっそくチェックしてみましょう!
むくみの改善・予防効果
リンパ腺マッサージをすると、毒素・老廃物が溜まったままのリンパ腺に適度な刺激を与えることができます。
すると、血液・リンパ液のめぐりがスムーズになり、むくみの原因物質となる余分な水分・塩分・毒素・老廃物が体外へ流されやすくなり、むくみはもちろんカラダの重さやだるさもスッキリとリセットすることができます。
また、リンパ腺マッサージは、リンパ腺と同じようにカラダの内部に細かく張りめぐらされているツボも一緒に刺激することができます。
リンパ腺マッサージとツボ押しの作用で、筋肉に刺激を与えるため、たるみやセルライトの除去、ボディラインのスリムアップや皮膚の弾力がUPする効果期待できるでしょう。
美肌効果
後ほどにも詳しくリンパ腺マッサージのやり方をお伝えするのですが、このステップでは保湿成分がブレンドされたフェイスケアorボディケアアイテムを使うことが基本のやり方になっているので、お肌にたっぷりとうるおいを補い、乾燥ダメージを修復して美肌に導く効果が期待できます。
リンパ腺マッサージとプラスのボディケアorスキンケアアイテムによって。水分量を保持したお肌は、ターンオーバーが活性化し、今あるくすみやシミを明るい肌色に変えるメリットも◎
また、水分で満ちたお肌は、手肌による刺激や紫外線ダメージによる影響に強くなり、バリア機能が強化されて肌質が丈夫になるメリットも期待できます。
リラクゼーション効果
リンパ腺マッサージは、ゆったりとくつろぎながら、自由なスタイルで取り入れることができるため、ストレス解消や癒しなど、ココロの健康にも一役買ってくれます。
リンパ腺マッサージと併用するスキンケアorボディケアアイテムは、香りのあるものを選ぶと、ふんわりした優しい香りに包まれながらマッサージができるため、その優雅なひとときに穏やかな気持ちを取り戻すことができます。
パーツ別にチェック!リンパ腺マッサージのやり方とは?
お顔から足先まで、どんなパーツにでも手軽に取り入れることができるリンパ腺マッサージ。
ここでは、特に毒素・老廃物が溜まりやすいパーツといわれている、フェイスライン・デコルテ・お腹・レッグラインそれぞれのリンパ腺マッサージの効果的なやり方をご紹介しましょう♪
リンパ腺マッサージのやり方~フェイスライン編~
むくみやたるみが出やすいフェイスラインは、リンパ腺マッサージを取り入れることで小顔に、スッキリシャープな顔立ちに整えていくことがよ。
①オデコ、アゴの下からフェイスラインに沿って、耳タブの裏にあるリンパ腺までを指の腹を使ってさすります
②ほうれい線から唇のワキ、頬を通ってミミ前のリンパ腺までさすりましょう
③目の下から頬骨を通り、耳の前のリンパ腺までをさすります
④耳の前に溜まっている毒素や老廃物を押し出すイメージで、耳前から鎖骨までをさすりましょう
リンパ腺マッサージのやり方~デコルテ編~
デコルテのリンパ腺マッサージは、ネックラインや肩の筋肉ともひとつにつながっているので、習慣的に取り入れると頭痛や肩こり、眼精疲労などの緩和にもつながりますよ。
①右手で左の鎖骨の上を軽く押さえ、真ん中から左肩に向かって10回程度さすりましょう
②左手の人差し指・中指で右側の鎖骨を軽く押さえ、指の腹を使って真ん中から右肩に向けて10回さすりましょう
リンパマッサージのやり方~お腹編~
たるみやむくみ、ポッコリしたラインが気になるお腹。
リンパ選マッサージでお腹のケアをすると、便秘解消や冷えの予防、生理痛の緩和などにも役立ちますので、さっそく実践してみてくださいね。
①お腹の中心に両手を置き、お腹全体を温めるイメージでリラックスしましょう
②次に、わき腹からおへそに向けて、手のひら全体でやさしくなでるようにさすります
③リンパ腺やツボが集中しているおへそのまわりをくるくるとマッサージし、わき腹からお腹の真ん中に向かってリンパ液を流しこむように手のひらを動かします
④痛みを感じない程度に、ウエストやおへそ、お腹まわりをリズミカルにタッピングして完了です
リンパ腺マッサージのやり方~レッグライン編~
むくみやたるみ、だるさや重みなどをダイレクトに感じやすいレッグライン。
薄着の季節にまでスリムでメリハリのあるレッグラインを目指すために、おすすめのリンパ腺マッサージをマスターしていきましょう。
①太ももの内側と外側に、手の平で適度に圧力をかけてほぐします。
②ヒザから足の付け根に向けてリンパ液を流すようにマッサージします
③次に、足首からヒザ裏に向かってリンパ液を流すようにマッサージし、この時両手を交互に、リズミカルに動かすようにしましょう
④ヒザの裏は特に老廃物や毒素が溜まりやすいパーツのため、やや強めのチカラで指の腹でプッシュします
リンパ腺マッサージをするベストなタイミング・注意点とは?
リンパ腺マッサージは、基本的にいつでも好きな時に実践できるのですが、ここでは特におすすめのタイミング、やり方のポイントと、見落としやすい注意点についてお伝えしていきます。
バスタイム後がおすすめ
リンパ腺マッサージは、カラダが保温され、代謝がUPしているバスタイム後がおすすめです。
入浴後のリンパ腺マッサージは、体温が上がっていることで老廃物・毒素が流れやすくなり、清潔なお肌状態でもあるため、ボディorフェイスケアアイテムの浸透度がスムーズになるメリットがあります。
パーツごとにケアアイテムを変える
リンパ腺マッサージは、手肌のすべりを良くしてマッサージ効果を高めることがポイント。
そのため、お顔にはオールインワンゲルやオイル美容液、ボディにはスリミングジェルやボディオイルなど、テクスチャーに伸びがあるアイテムを使うようにしましょう。
継続して行うこと
むくみやたるみの原因となる老廃物や毒素は、ちょっとしたきっかけでもリンパ腺に溜まりやすくなるため、リンパ腺マッサージは継続して行うようにしましょう。
週に3回~毎日継続することで、めぐりがスムーズになり、むくみやコリなどを未然に予防することができます。
~おわりに~
リンパ腺をダイレクトにケアできるリンパ腺マッサージは、バスタイム後にリラックスしながら、好きな音楽を聴いたり、ハーブディーを飲みながらのケアもおすすめです。
軽やかなカラダと前向きなメンタル、美肌を目指して、今日からさっそくリンパ腺マッサージを日々の習慣にしてくださいね♡